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お知らせ 8ページ目

<夏休み特別万華鏡教室開催>『作る楽しさを子供たちへ♪創る愉しさを大人の方へ♪』★午前の部追加しました!

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夏休み自由研究に最適!
万華鏡専門店カレイドスコープ昔館では、夏休み期間中に小学生以上を対象とした特別万華鏡教室を開催します。
万華鏡の歴史解説を含めオイルタイプの万華鏡を制作します。
保護者の方や大人の方まで!
教室開催日となる27日(日)は、麻布十番「麻布十番納涼まつり」も開催しています!

講 師:講師:ホンダマサル《tinyfab》
開催日:8月27日(日)
時 間:午前の部 10:00~12:30 
    午後の部 13:00~15:30 定員に達したため受付を終了しました。
講習料:5,000円(税別)
各定員6名様

オイルスコープ(3ミラー)
サイズ:長さ12cm×直径3.5cm
本体に使用の模様紙は約30種類
オブジェクトは天然石、天然貝、ガラスビーズ、メタルパーツなど約100種類からお選びいただけます。

【ご予約方法】
お電話か、メールでご予約を受け付けます。
万華鏡専門店カレイドスコープ昔館(担当:石原)
Tel/03-3453-4415
E-mail:info-kiki@ mukashi-kan.com


8月 万華鏡教室スケジュール

柿原知子さんによる本格オイルスコープ制作教室(初心者大歓迎)
8月05日(土) 13:00~16:00 オイルチェンバー/3ミラー
8月19日(土) 13:00~16:00 オイルチェンバー/3ミラー
※各回定員6名様 初回参加費用¥10,000(税別)
※2回目以降の参加費用¥12,000(税別)
※3名様以上でのお申し込みの場合、上記日程以外での曜日でも受け付けています。ご相談ください。
http://mukashi-kan.com/SHOP/school001.html




2017年営業時間のお知らせ

【2017年営業時間のお知らせ】
1月4日(水)~7日(土) 11:30~18:00
1月8日(日)より通常営業
毎週火曜定休日

日本テレビ「ヒルナンデス!」12月21日放送番組出演

 
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日本テレビ系12月21日(水)放送「ヒルナンデス!」

「マイケル流 東京キラキラクリスマデート」内で、

カレイドスコープ昔館が紹介されます。

出演:マイケル冨岡さん、つるの剛士さん、岡田結実さん
放送時間:11:55~13:55


 

日本テレビ「シューイチ」9月4日放送番組出演

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日本テレビ系9月4日(日)放送「シューイチ」番組内、
KAT-TUN 中丸雄一さんの「まじっすか!?」で、
カレイドスコープ昔館が紹介されます。
万華鏡作家 山見浩司さんも特別出演
放送時間:午前7:30~9:55

定休日のお知らせ

日頃よりカレイドスコープ昔館にご来店いただきまして誠にありがとうございます。
長年、年末年始以外を無休としてまいりましたが、
9月より毎週火曜日を定休日とさせていただくことになりました。
当面何かとご不便をおかけすることと存じますが、なにとぞ、ご高承のうえ、
今後ともよろしくお願い申し上げます。

「港区産業観光ネットワーク MINATOあらかると」さんの取材を受けました。

□◎●□◎●    2016/8/9 vol.384
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◎┃\/┃ MINATOあらかると中小企業応援メール
□┗━━┛
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https://www.minato-ala.net/mag/tyusyou/2016/t160809.html

ブログ fade-out 第7回「祝祭は地上で」

第2会場、第3会場と、たくさんのブースを見て回った。チャールス・カラディモスのブースは超シンプルで、
展示されている万華鏡は1点のみ、ぽつんとあるだけ。その卓上型万華鏡を覗いてみると、1つあればハッピーという、
クリアなミラーに映る色素の采配は、楽しく、うれしく、これぞ、この世の祝祭だった。
中国人作家チェンのブースでは指輪やペンダントにした万華鏡が宝石箱でキラキラしていた。
ボブ・リオのブースではボブ・リオ本人が万華鏡を上まわって人を惹きつける華を発揮していた。
日本人作家もブースを出していて佐藤元洋は作品に「風の住む丘」と名付けて、ハッピーなだけではない情味を出そうといていた。
ホールの基調演説があり、わたしはメアリー・ギブソンの「中古市場の未来」に顔を出した。
「セルの進化」と題した意見交換のルームもあったが、どちらのルームにも日本人の列石はかった。日本人は、購買力が旺盛だった。
新作発表の場面では依田夫妻の作品が群を抜いていた。アメリカ人作家の作品とは情調の面で異なっていた。
出品作の、滝を思わせる仕掛けは、水を持つ惑星につながり、その幻想力が同じ星に住むアメリカ人に理解された。大賞をとった。
来場者参加のゲームがあり、荒金純子が日本を代表して壇上で活躍した。
万華鏡制作クラスがあり、ディスカッションフォーラムがあり、食事会があり、夜通しのダンスの会があった。レセプションパーティーは正式で、
アーチストたちの友愛の表現が垢抜けていた。コンベンションの最終日は、日本勢のパワーが爆発した。孫を抱っこして登壇した今田氏は日本語で言った。
「たった今、京都で、万華鏡美術館がオープンしました!」訳されたとたん、大歓声が上がった。盛大な拍手が続いた。
日本人の余情という美学が前面に躍り出た瞬間だった。
 アメリカでのコンベンションは、人種を超え地上を超えて、友情と親和力にあふれていた。その積極的な明るさに、万華鏡への愛が見えた。
 感動的な別れのあと、わたし達昔館はシアトルのシークレット・ガーデンに招かれていた。ここでも30人ほどの日本人が招かれていた。
 ジュディス宅と同じように手料理が用意されていた、私はおいしいパテを何度も口に運んだ。サリー夫人、デュレット氏、母上、お子さん、
同家の友人といった家庭的な歓待は、日本人をのびのびさせた。テーブルやソファや肘掛椅子でゆったり飲み食いしていた。
デュレット氏はその日本人一行を工房に案内した。別棟の工房は東京大田区にある町工場の規模があり、そこを導きながら「ムカシカンからの注文を受けてね」と、
ピカピカに目立っている機器に案内した。氏はその新品を撫でながら言った。「ソニーのためだけに購入したマシンです!」Sonyは万華鏡頒布会を始めていた。
そしてSonyは、アメリカで超一流の企業だった。
 暮れてきて、日本人はこぞってバスに乗りこんだ。
 浴衣と帯のサリー夫人が道路端で立ちつくし、いつまでも手を振ってバスを見送っていた。浴衣の裾が、スカートさながらに、大陸を渡る風に吹きまくられていた。
2017年の世界万華鏡大会は日本の番になる。

                                                     書き手 荒木和子

覗いてごらん、ワンダーランド(Let's peep into the wondarland!)よしこ&たけお 松本

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子供達が万華鏡を覗いてしがみつく姿、ママにも見せないで独り占めしたい姿に出会うと、
万華鏡を作る私たちにとってこんなに嬉しいことはありませんね。
 
今回の作品は、とても可愛く、華やかで、幸せいっぱいのロマンチックな世界を表現したいと考えました。
そのテーマは、「覗いてごらん、ワンダーランド!」です。
 
森の中で、リス、鳥が遊び、明るいメロディが漂っています。
森の妖精が花の形をした笛を吹いているのです。
その幸せな森の中に、キノコの万華鏡の親子がくつろいでいます。
 
さあ、覗いてごらん、ワンダーランド!
 
大きい万華鏡の名前はマッシュルーム、小さいものがマッシュルーム・ベビーです。
何よりも可愛いスタイルにしようと考え、オブジェクトケースをデザインの主役にして、
覗いてみたいと思えるように工夫しました。
 
オブジェクトケースは、マッシュルームがオイルセル、ベビーがドライセルです。
ボディ、オブジェクトケースの制作工法は、フュージングとサギングでガラスを筒状に落として作っています。
 
この銅板を叩いて協力してもらったのが、友人で銅板造形作家の赤川政由(あかがわまさよし)さんです。
3人で何度も話し合いながら、完成しました。
赤川さんの作品は、街頭にたたずむほのぼのとした雰囲気のある銅板人形が多く、
さまざまな街角で親しまれています。

                                    よしこ&たけお 松本

ブログ fade-out 第6回「コージー・ベーカーに捧げる歌」

 翌日ポートランドではデビッド・コリアー、テリー夫妻宅へ立ち寄り木製の万華鏡を買い求め、そこからザ・リゾートに到着。
宿泊地にもなるその大会会場は開幕を待たずにすぐに宴は始まっていた。昔館の宿泊は何棟ものバンガローの一部だったが、
そこでは開け放たれたルームのあちこちで招び合うパーティが開かれていたのだ。
キャロリン・ベネットさんに呼び止められて荒金さんを先頭に、賑やかな部屋に入った。キャスリン女史がいた。
メアリー・ギブソン女史がいた。笑顔のはじける挨拶を交わして、わたしたちは仲間に入った。
言葉の不自由なわたしは、アメリカの夜の、気軽なパーティを、眺めた。
 大会第1日目は、ゴルフ大会だった。わたしは暇な日になった。荒金さんと香川君がSONY関連の万華鏡作家との談合に出かけた後は、独り。
気ままに、北米大陸のリゾート地を散策した。野鳥の囀りが、直近だった。
 大会第2日目。開会式の行われるモリスルームには大熊氏、山見氏、今田氏、依田氏が来場されていて挨拶を交わしあった。
 高らかに鳴るファンファーレ!
 バグパイプ隊が入場してきた。なるほど、大会の演出主調は、ブリュースター博士をしのんでかスコットランドなのだ。
わたしは上陸初日の昨日、ジュディス・ポールからタータンチェックのシャツを手渡されていた。それを着込んで参列しているわたしの前を、
スカートをはいたバグパイプ隊が行進する。先頭の奏者はハワード・スミス氏でそのバグパイプは万華鏡に仕立てられていた。
続いて、タータンチェックを着用した会員各氏が列をなして行進する。大会運営の任はジュディス・ポールということだった。
その指揮振りは徹底していて、わたしが列からせり出たとたん下がってという指示が飛んだ。
 開会の辞を述べるために壇上に上がったのは、キャロリン・ベネット、シェリー・モーザ、チャールス・カラディモスだ。
三氏にかぎらず、アメリカ人はみなスピーチが上手だ。話の内容は分からなかったが豊かなジェスチャーが伴っているから判るような気がする。
 日本人が多数出席していた。大会を取材する撮影隊も来ていた。
そのカメラを肩にした取材陣の動きや会場に据えられた三脚を見ながら壇上からコメントがあった。
撮影は日本で公開され、日本人は万華鏡を広めてくれていると。会場は第三会場まであり、作家がそれぞれブースを起ちあげていた。
 開会式の後半で、特別な放送があった。コージー・ベーカー女史の出席が中止になった。
ザ・ブリュースター・ソサエティの彼女の病が、軽からんことを・・・。仙台桴館の千葉さんが訳してくれて、私はアナウンスと空気を理解した。このたびの渡米の目的の1つが、コージー・ベーカー女史に会うことだった。わたしの娘の荒木路が万華鏡専門店を日本で起ち上げる決意に導いてくれた、コージー・ベーカーは母親のわたしにとっては恩人だった。カレイドスコープルネッサンスの源流に敬意をと、麻布十番カレイドスコープ昔館へ来店してくださった礼も表したく、土産を持ってきていた。
 突然、壇上に、ギターを掻き鳴らした青年が躍り出た。万華鏡作家の1人で、「コージー・ベーカーに捧げる!」と宣言した。「万華鏡の歌」と題を言って、歌いだした。揺れと震えのある声は、憂いを表出していて、モリスホールは一瞬、祈りの色に染まった。

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